第四回特別講演会のお知らせ
民族問題研究部では、シリーズ「民族問題を考える」の第四回として、特別講演会「沖縄と台湾:境界における自由と平和」を開催いたします。沖縄と台湾、それぞれにルーツを持つお二人をお招きし、対談形式で、双方の経験と認識をもとに語り合っていただきます。事前申込は不要です。本学学生・教職員のほか、一般の方々のご来場も歓迎いたします。
開催概要
| 企画名 | シリーズ「民族問題を考える」第四回特別講演会 「沖縄と台湾:境界における自由と平和」 |
|---|---|
| 開催日時 | 2026年10月22日(木) 18:00開始 |
| 会場 | 東京大学 駒場キャンパス 2号館308 (京王井の頭線「駒場東大前」駅 東口すぐ) |
| 登壇者 |
崎浜 空音 氏(慶應義塾大学法務研究科1年生) 劉 彦甫 氏(東洋経済新報社・記者) |
| 参加費 | 無料 |
| 申込 | 不要(会場へ直接お越しください) |
| 主催 | 民族問題研究部 |
企画の趣旨
沖縄と台湾の利益は、ゼロサムなのでしょうか?
「台湾有事」の危機が叫ばれる今、沖縄と台湾は、もっぱら安全保障の文脈で並べて語られます。しかし、そこに暮らす人びとの自由と平和を、ともに守る道はないのでしょうか。
琉球王国から沖縄県へ、清朝統治下から日本の植民地となった台湾へ。近代の帝国に組み込まれ、戦争と冷戦の前線に置かれてきた沖縄と台湾には、中心の都合で境界を引かれてきた歴史が重なります。
沖縄が訴える基地負担と「再び捨て石にされる」という不安。台湾で重視される現状維持と、そのための抑止力。双方の経験と認識のずれを見つめ、互いの自由と平和をともに守る可能性を、当事者どうしで語り合います。
登壇者紹介
崎浜 空音(さきはま そらね)
慶應義塾大学法務研究科1年生。2024年12月、米兵による少女暴行事件への抗議と再発防止を求める沖縄県民大会で、若者代表としてスピーチを行う。沖縄戦や基地問題などの情報をSNSで発信しながら、日米地位協定改正を求める団体「What is SOFA?(ワットイズソーファー)」で活動。
劉 彦甫(リュウ イェンフ)
東洋経済新報社・記者。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程在籍。1994年台湾台北市生まれ、早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了後、2018年に東洋経済新報社に入社。専門は現代台湾史、東アジア国際関係論、日本の台湾言説史。日本台湾教育支援研究者ネットワーク(SNET台湾)特別研究員。共著に『旅して学ぶ台湾』(岩波ジュニア新書)。