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民族問題研究部(みんもんけん)とは何か

民族問題研究部(Society for the Studies of Nation Issues)は2025年に東大生を中心に発足した新たな団体です。

私たちの問題意識は、設立趣意書にあるように、「民族という枠組みが「ある」ことではなく、それがどのように「政治化」されるかにある」という言葉に要約されます。

つまり、私たちは対外的主権を有するか否かを問わず、特定の国の政府に与することはありません。また、国家を志向するいかなる党派に与することもありません。


以下の三つの部会があります。(設立趣意書より抜粋)

1.ナショナリズム部会
 本部会は、民族意識の形成とナショナリズムのダイナミズムを理論的・歴史的に究明する。  「想像の共同体」はいかにして実体化するのか。言語、宗教、神話はいかにして動員されるのか。ナショナリズムを単なる政治的道具としてではなく、人間の実存的な欲求――承認への渇望や死への恐怖――と結びついた精神現象として捉える。ここでは、西欧近代の理論に加え、非西欧圏における「土着のナショナリズム」の論理を内在的に理解することを主眼とする。

2.人権問題部会
 本部会は、民族紛争や抑圧の現場で生じる具体的な人権侵害を、国家による保護ではなく、個人の自律と侵害に対する正義の観点から扱う。  ジェノサイド、民族浄化、難民問題、マイノリティの権利。これらに対し、被害と加害の構造を緻密に分析し、「誰が」「誰に対し」「どのような正義の名の下に」侵害を行ったのかを記録する。普遍主義の押し付けを排しつつ、相対主義のニヒリズムにも陥ることなく、具体的な苦痛に対する応答としての権利回復を模索する。

3.政治学部会
 本部会は、民族問題が政治的なパワーゲームの中でいかに操作され、制度化されるかを分析する。 連邦制の是非、分離独立の法的・政治的要件、多文化共生社会における資源配分のメカニズム等を扱う。特に、国家による強制的な統合ではなく、いかにして自発的な分離や提携による平和的な秩序形成が可能か、その制度的条件を探求する。

個別研究を行うための「研究会」も今後随時設置していきます。現在以下の2つの研究会が活動しています。
クルド問題研究会

研究会ではご飯会、勉強会、講演会などを随時開催予定です。研究会への参加に興味ご関心がありましたら以下の連絡先に直接ご連絡ください。
ミャンマー問題研究会:ぱらん(@MongTaiMysoong)